【後悔しない!留学前の意外な落とし穴!?】正しい英語学習法

2022年01月12日

留学をして飛躍的に英語力がアップする人と、そうでない人がいます。その違いはどこにあるのでしょうか?
もちろん、期間の長さや本人の勉強に対する意欲など、様々な原因が考えられます。しかし、意外な落とし穴は留学前にあるのです。

最も大切なことは「留学前に可能な限り英語力を高めておくこと」です。

「英語力を高めたいから留学するのでは?」と思うかもしれませんが、基礎的な英語力が身についていなければ、日本にいてもできる単語や文法の学習を留学先ですることになります。それに加え、日本の教材は世界トップクラスの質だと謳われています。果たして、留学先で、外国の教材を使い、かつ英語で単語や文法を学ぶことは賢明だと言えるのでしょうか?

それならば、日本にいる間に可能な限り英語力を高め、留学先では友人を作ったり、異文化体験をしたり、英語で何かを学んだり、ネイティブスピードのリスニングに慣れたり、日本では得られない体験を通じて英語力を伸ばすべきなのではないでしょうか?

もし英語の環境に浸れば自然と英語力が向上するだろうと期待しているのであれば、それは赤信号です!たしかに、小さい子供であれば周囲の言葉を聞きながら言語を習得できますが、大人の場合は難しいと世界中の言語学者が既に立証しています。

それでは、いったいどのように英語を学習したら良いのでしょうか?
今回の記事では、英語の正しい学習法を5つのステップに分けて簡単にご紹介します。

効率的な英語学習には順番がある!

みなさんが留学に求めていることは何でしょうか?

目的は各々違うと思いますが、充実した留学生活を送るために共通して言えることは、高いリスニング力とスピーキング力が必須であるということです。欲を言えば、留学前に英語脳(英語を英語のまま理解できる状態)をつくることで現地の授業や現地の人との交流をさらに楽しむことができるでしょう!

右図の通り、英語は5つのステップに沿って学習することが効率的です。まずは、ご自身の現在地を把握し、目標から逆算した学習スケジュールを立てることをおすすめします。

それでは英語の学習法を5つのステップに分けて簡単にご紹介します!

STEP1: 単語・文法

まず最初に取り組むべきことは、単語の暗記と文法の理解です。覚えるべき単語の数は留学の目的によって異なりますが、少なくとも5,000語程度カバーしないとTOEFLやIELTS等の出願条件を満たすことができません。

「単語が覚えられません!」という悩みをよく聞きますが、記憶力が悪かったり、暗記の才能がないからではありません。「反復練習が足りていない」ことがほとんどの原因なのです。

ドイツの心理学者エビングハウスは、人間は覚えたことを1時間後には約60%忘れてしまうと立証していますので、昨日暗記した単語を次の日には思い出せないことは当たり前なのです!大切なことは、「単語は忘れるものだ」というマインドセット反復練習を継続することです。単語の暗記は学習量で成果が決まりますので、頑張りましょう!

また、大学入学共通テストの英文を難なく理解できる程度の文法力も必要です。文法に自信がない人は、中学・高校の範囲から学習を始めましょう。

STEP2: リーディング

次のステップはリーディング(精読)です。単語・文法の学習が進むと英文を読む下地がついてきますが、その下地を活かす練習として精読があります。

精読をする上で大切なことは2つあります。1つは、ただ何となく英文を読むのではなく、分からない単語や文法、構文を明確にし、ひとつひとつ解決しながら読むことです。そして最も大切なことは、完全に理解できるようになった英文を何度も読み込むことです。調べ尽くした英文なので読めて当然かと思うかもしれませんが、ひとつひとつ分からなかった箇所を定着させていくことで初見の英文も読めるようになっていきます。

余談ですが、文章を読む中でステップ1で暗記した単語があちこちで登場するかと思います。覚えた単語を単語帳以外で出会うと格段に定着しやすく、リーディング(精読)を行うことによって単語への相互作用も期待できます。ですので、ある程度単語の学習が進みましたら、リーディングの学習を平行して取り組むのが良いかと思います。

STEP3: リスニング

次のステップはリスニングです。単語と文法、そしてリーディングの学習が進むと、英文を聞き取る素地がついてきます。それらに加え、英語の音を正確に聞き取る「聞き取り能力」の訓練と、聞き取った音を正確に理解する「意味取り能力」の訓練をすることでリスニング力を向上させることができます。

具体的な方法の1つとしては、「シャドーイング」です。シャドーイングとは、聞こえてきた音声の後を追って(1~2語)復唱する方法です。シャドーイングをする際、音声の発音、イントネーション、リズムのマネを可能な限りしてみましょう。そうすることでリスニング力が向上するだけでなく、副産物として表現力の向上も期待できます。注意点としては、ご自身にとって少し余裕のある教材を使用しましょう。シャドーイングはかなり負荷の高いトレーニングですので、挫折の原因にもなり得ます。ぜひ継続できるよう教材の選定にご注意ください!

補足ではありますが、自分の思っていた音と相手の話している音に乖離がある場合は聞き取れませんので、発音矯正も同時に大切になります。よく言われるのが「マクドナルド」と発音をしても英語圏の人達には伝わらないという例ですね。

STEP4: ライティング

ライティングは4技能のうち最も重要視されない傾向にあるかと思いますが、実は留学において最も重要な技能といっても過言ではありません。留学をすると実際に必要になる技能は、授業を理解するためのリスニング力、課題文献を読むためのリーディング力、そして課題を作成するためのライティング力です。

たしかに、出願条件であるTOEFLやIELTSでライティング力を問う試験があるので全く練習をしていない訳ではないかと思います。しかし、これらの試験で課されるword数はせいぜい400wordsで、実際のレポートは1000wordsを超えることもよくあります。また、課題を作成する上で文献や資料、文章等を引用することになるかと思いますが、その作法もとても大切になります。(英語圏ではplagiarism(盗作)に厳格で、一発で退学ということもあり得ます)こういった作法についてもTOEFLやIELTSでは学べませんので、やはり出願条件を早い段階でクリアし、実践的なライティングを留学前に学ぶことは有益だと言えるでしょう。

具体的な勉強法としては、まず引用の仕方を学ぶのが良いと思います。MLA, APA, Chicago等、様々な引用の仕方があるので、ご自身の専攻でどれが有効かを調べましょう。そして次に、実際に文献や資料、文章等を引用しながら1000words以上のエッセイを書いてみましょう。ライティングを独学で学ぶことはとても難しいので、添削を第三者に依頼することをおすすめします。

STEP5: スピーキング

留学中の授業や日常生活において欠かせないのはもちろん、みなさんの多くが最も力をいれたい技能がスピーキングだと思います。

留学をすると圧倒的に英語を話す機会が増えると思います。しかし、留学前に少しでもスピーキング力を向上させておくことで、早い段階で現地の人と物怖じせず話したり、留学生活を充実したものにできることでしょう。

具体的な勉強法としては、ひとり言練習がおすすめです。自分自身のことや、視界に入ってくるものの実況中継や、今感じていることなどを英語でつぶやきます。当然、分からない単語や表現に出くわすかと思いますので、その都度ひとり言練習を中断し、単語や表現を調べて、再度ひとり言練習に戻ります。

そしてひとり言練習に加え、オンライン英会話等のサービスを利用し、ひとり言練習の成果を試すことも大切です。普段スラスラ言えていたはずの単語や表現が途端に言いづらくなったり、発音が原因で相手に伝わらなかったり、さらに学びがあるはずです。

上記の2つのステップを通じて少しずつスピーキング力を向上させましょう!

最後に

留学前に英語力を可能な限り高めておくことで、留学中に得られるものが何倍にも増えます。英語力に余裕があれば、早めに課題を終わらせ、貴重な体験(遊びや飲み)に時間を割くこともできるでしょう。ただ、「これだけの勉強を独学でやるのは、かなり大変では?」と思った人も多いかもしれません。その場合、英語コーチングがおすすめです。

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